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噛むことの大切さ

噛むことの大切さについて知ってもらおうと思います。

みなさんは、よく噛んで食べていますか? 子供の頃は、お母さんやお父さんに「よく噛んで食べなさい!」なんて、よく言われたものですよね。

仕事が忙しくて、ぱぱっと食べたり、柔らかいものばかり食べていませんか?

ちゃんとアゴを使わないとだめですよ〜〜! その理由を、ご紹介していきます。

「卑弥呼の歯がい〜ぜ」という標語があるのはご存知でしょうか? 日本咀嚼学会が出している言葉です。

(ひ)肥満防止・・・ゆっくり食べることで、満腹中枢が働くので食べ過ぎや肥満防止に繋がります。

(み)味覚の発達・・・よく噛むと、唾がよく出るのと食べ物の形や固さを感じることができ、味がよくわかるようになるなど、味覚が発達します。 

(こ)言葉の発達・・・口の周りの筋肉をよく使うことで、顎の発達を助け、 表情が豊かになったり、言葉の発音が綺麗になります。

(の)脳の発達・・・よく噛むことで、脳が刺激され脳に流れる血液の量が増えるため子供の脳が発達し、大人はもの忘れなどを予防することができます。

(は)歯の病気予防・・・よく噛むと、唾がたくさん出ます。唾には、食べ物のカスや細菌を洗い流す作用もあるため、虫歯予防につながります。

(が)がんの予防・・・唾に含まれる「ペルオキシダーセ」という酵素が、食品の発がん性を抑える作用があり、ガン予防につながります。

(い〜)胃腸快調・・・消化を助け、食べ過ぎを防ぎます。また、胃腸の働きを活発にします。

(ぜ)全力投球・・・身体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できる。

卑弥呼がいた時代は、一回の食事を1時間くらいかけ、4000回は噛んでいたそうですが、今はどうでしょう?なんと10分程度で、620回だそうです。

時間がない人が増えたのでしょうか?ゆっくりと時間をかけて食べるということも無くなりましたし、ファーストフードや、ラーメン、蕎麦などあまり噛まなくてもいいものを食べることが多くなり、使わなくなってしまったのですね。

ご飯は、時間をかけて食べましょう

急いで食べないように心掛けましょう。食べ物によって噛みごたえは違いますよね。噛みごたえのある食べ物は、30回かけて食べましょう。

飲み物で、流さない

食べ物が口の中にあるときは、飲み物を飲まないようにしましょう。飲み物を飲む際は、しっかり口の中の物がなくなってからにしましょう。流し込んでしまうと、食べ物が小さく砕かれる前に、胃に送られてしまうので食かに良くありません。

よく噛むということは、自分の歯でも入れ歯でも同じです。お年寄りは、入れ歯だから噛まなくていいわけではありません。噛むことでボケ防止、認知症を防ぐことができます。また、お子さんがいるお母さん、お父さん、よく噛んで味わうことのできるメニューを作ってあげてください。お子さんの歯並びにも影響してくることです。