24時間Web簡単ネット予約

虫歯予防大国、スウェーデンを見習え!

  • HOME
  • ブログ
  • 虫歯予防大国、スウェーデンを見習え!

みなさんは、スウェーデンが虫歯予防に力を入れているのを知っていますか?

かつては、スウェーデンの多くの人たちも虫歯に悩まされていたそうです。

そんな状況が変わったのが、歯科医療革命だそうです。歯科医療の考え方を根本から変たことで今、スウェーデンは世界のお手本にまでなっているのです。

日本と同じで、国民皆保険でありながら保険制度に甘えず、予防を徹底することで歯の寿命を伸ばすことができているのです。

歯の寿命を伸ばすとは一体なんでしょうか。それは、なるべく歯を削らないということ。虫歯にならないように、また歯周病で歯がなくならないように定期検診やご自宅などで歯のケアをしっかりしていることで歯を削るリスクを減らしてけるのです。

「虫歯院あったら治療する」or「虫歯になる前に予防する」あなたは歯に対してどのような考えを持っていますか?

今の日本では、「虫歯になったら治療をする」という考え方の方が多いのではないかと思います。

しかしスウェーデンでは「虫歯になる前に予防する」という考え方の方々が多くなってきています。

その意識だけで、70代・80代の残存歯の数が日本とスウェーデンでは大きく違ってきます。それが結果として出ているのでしょう。

厚生労働省の平成29年の実地調査によりますと、70代日本では18.9本なのに対しスウェーデンは22.5本、80代日本では13本なのに対しスウェーデンでは21.1本と80歳で約8本の差が出てくるのです。

食べ物をしっかりと食べることができる歯の数は20本と言われています。日本は60代までしか平均して20本なく、思うようにご飯が食べれていない人も沢山いるのかもしれませんね。ご飯が満足に食べられないと言うことは、栄養も摂ることが難しくなり寿命も減ってくるなど、食べること以外にも大きな影響を及ぼすかもしれません。そこで、歯をなるべく残すために、お家での正しい歯磨きと歯医者さんでの歯科検診がとても大切になってきます。

~定期検診と、お家でのケアが大事~

歯がなくなる理由は歯周病と虫歯です。中でも1番歯がなくなる理由は歯周病です。歯周病は、大きな症状がないまま骨がいつの間にか溶けてしまい症状が出た時には、すでに遅し抜かないといけないところまできてしまう恐ろしい病気です。

そうならないように、お家でのプラークコントロールと定期的な歯科検診をすることで予防して、歯の寿命を伸ばしていきたいですね。

日常的なプラークコントロールは、歯科疾患の予防に非常に効果的です。しかし、磨いているつもりでも実際は磨けていないところも必ずあるでしょう。(どれだけ頑張っていても5060%しか除去できていないそうです)

みなさんは、定期的に歯医者さんで歯の状態を見てもらい、歯石とりなどを行っていますか?

日本では、まだあまり予防として歯医者に行くという習慣があまりないとは思いますが、歯の状態が悪くなって(虫歯や歯周病が進行して)慌てて歯医者さんに行くのではなく、先手を打つことによって今後の歯の治療費も安く済ますことができ、ご自分の歯も残せるのではないでしょうか。