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レジンの寿命 〜プラスチックの寿命〜

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レジンを入れているところ

小さい虫歯を治す時や、小臼歯(前から数えて4.5番目)の被せ物であったりに使用しています。

レジンの寿命

綺麗を維持できるのは、約2年くらい。

長い方ですと、取れたり、壊れたりしないということに関しては、20年以上持つ方もいらっしゃいますが、見た目の綺麗さであったり、汚れのつきやすさだったり、見えないところで色々出ています。

口の中に入ってしまえば、前歯の近く(表面)であれば、色がついてきたなと感じることはあるかもしれませんが、「汚れがつきやすくなってる、縁から虫歯になってる」なんて気づくことはまずないでしょう。ましてや、神経を取ってしまった歯であれば、虫歯になっていても痛みを感じることはないため、詰め物、被せ物を外してみると中で虫歯が大きくなってしまってる事もあり、最悪の場合、抜かなくてはならない状況になっってしまうこともあります。

長く使用していると起こってくること。

・歯との間に隙間が生じる

・変色

例えば、タッパーを思い浮かべてみてください。カレーやワインや色の濃いものを入れるとタッパーに色がついて取れなくなってしまうことはありませんか?

それに対して、陶器の食器やガラスは色が残りにくいですよね。毎日生活する中で、傷がつき、さらに汚れつきやすくなります。

変色はコーヒーや紅茶などが原因でも起こるため、変色が起こり始めるまでの期間は患者さんのライフライスタイルによって異なります。

保険治療の被せ物や詰め物は汚れが付着しやすい

歯と被せ物、つめものの境目に隙間ができたり、汚れがつきやすくなります。とれる原因になったり、2次虫歯になる原因となります。詰め物や被せものを除去して虫歯をとるとさらに大きく削りなおさなくてはいけません。つまり再治療が必要になってきます。

この悪循環が続くことで、歯の寿命も縮まり、患者さんも何度も通わないといけない、いずれかは抜歯になってしまう。。心身ともに疲れてしまいます。

また、汚れがつきやすいのは虫歯の他にも口臭の原因になります。

保険治療の被せ物や詰め物は取れやすい

それは、出来たすき間に水分が入って、接着剤が溶け出てしまうからです。

まとめ

保険のレジン(プラスチック)も進化してきていますが、セラミックなどに比べると劣ってしまいます。

被せ物や詰め物を入れなくてはいけないということは、虫歯になって治療する方が多いでしょう。ということは、磨けていなかったということ。被せ物や詰め物が入ったことで、磨けるようになりますか?その意識は、どれくらい続きますか?

しっかりと、お家でのケアと歯医者さんでのプロのケアをおすすめします。